再生医療

 

間葉系幹細胞療法(ADSC)

 

近年、iPS細胞やES細胞などで注目されている『再生医療』の分野です。

当院では全能性(何にでもなれる細胞)はないが、神経などに分化(成長)可能な『脂肪幹細胞』を使用して再生医療を行っています。

 

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細胞培養室

 

間葉系幹細胞の特性

 

  1. 分化可塑(かそ)性:投与した細胞が様々な神経、血管などに成長します。
  2. 抗炎症作用・免疫抑制
  3. サイトカインの分泌:血管新生、臓器の成長促進などで損傷を修復。

 

 

本治療で期待される疾患は・・

 

  1. 脊髄損傷:椎間板ヘルニア、交通事故による後肢麻痺、変形性脊椎症など
  2. 骨折癒合不全:難治性の骨折
  3. 自己免疫性疾患:免疫介在性貧血、リュウマチなど
  4. 腎不全
  5. 炎症性関節炎
  6. その他:糖尿病、肝不全など

 

治療の流れ

 

 

  1. 全身麻酔にて脂肪(パチンコ玉程度)を採取
  2. 約2週間後に調整した幹細胞を点滴にて投与(1時間位)
  3. 以降1週間おきに2回、調整した幹細胞を点滴投与

 

ADSC投与前

ADSC投与後

治療に関する投与スケジュール、費用、期待できる効果等ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。