手術について

当院では患者さんの品種、年齢、基礎疾患などに応じて、最適な

麻酔を提供できるよう努力しています。

以下での流れは基本的なものですが、動物、病気等により変わることもあります。

 

手術の流れ


 

予約

手術は緊急時を除き、基本的には予約制になります。

お電話もしくは来院時に予約してください。

 

来院

手術の当日に絶食、絶水で来院してもらいます。

腎臓病や衰弱している子などは前日からお預かりする場合もあります。

 

術前検査

視診、触診、聴診による身体検査。

手術の種類にもよりますが可能な限り血液検査をさせて頂きます。

必要によりレントゲン、超音波等の検査を追加します。

 

麻酔

基本的に気管チューブを入れガス麻酔で維持・調節します。

 

気管チューブを介して人工呼吸器で呼吸管理をします。

 

術中は心拍、酸素濃度、呼吸、血圧、体温をモニターします。

 

当院では術中の体温管理に温風式体温管理システムの『ベアーハガー』を使って

います。術中の体温維持はスムーズな麻酔の覚醒に重要です。

 

手術

軟部外科、整形外科、神経外科、眼科等幅広く対応しております。

 

術後管理

手術の種類により痛みの管理等しっかり行います。

痛みのコントロールをしっかりすることで傷の治りや入院期間を

短くすることが出来ます。

 

退院

避妊・去勢手術は当日、その他、整形外科、軟部外科等も多くは2〜4日で

退院できます。

 

抜糸

避妊・去勢は1週間、その他手術は10〜14日で抜糸となります。

*猫の避妊(*1)・去勢は抜糸はありません。

*1 溶ける糸で埋没縫合にする為

 

手術例


以下のものは一例ですので、その他の手術についてもお気軽にご相談ください。

 

軟部外科


 

膀胱結石

 

 

 

 

 

 

緑の円内にあるのが結石です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

摘出した結石

 

子宮蓄膿症


子宮内に膿みが貯まり大きくなっています

 

皮膚の裂傷

脇の下の裂傷は縫合後に離開しやすいのでしっかり縫合します。

 

臍ヘルニア

生まれつきのことが多いので避妊・去勢の時に一緒に整復することが多いです。

 

尿管結石(尿管膀胱吻合術)

 

尿管結石(SUBデバイス設置)

 

尿道断裂

完全断裂した膀胱と尿道

整復後の膀胱

 

唾液腺切除

 

胆嚢切除

 

直腸引き出し術

 

腸閉塞(腸切除、端々吻合)

腸が壊死しています

壊死している腸を切除し2mm間隔で縫合します。

 

会陰ヘルニア

会陰ヘルニアをポリプロピレンメッシュにより整復

成型したポリプロピレンメッシュ

*通常は内閉鎖筋という自己の筋肉を使って整復します。慢性または難治性

の場合に限り上記の方法を実施します。

 

眼科


 

チェリーアイ(第三眼瞼突出)

 

神経外科


 

頸部椎間板ヘルニア(ベントラルスロット)

 

胸椎椎間板ヘルニア

椎間板物質で圧迫されてる脊髄

圧迫していた椎間板を除去した後

除去した椎間板

 

口腔外科


 

口鼻瘻管(こうびろうかん)

難治性のくしゃみの原因となる犬歯を抜歯し歯茎を被せて縫う(歯肉フラップ)

方法です。

半円形に縫合してあるのが歯肉フラップです。

 

整形外科


 

骨盤骨折

交通事故により右側骨盤骨折

プレートにより整復